皮脂は「悪」ではない・・けれど、過剰な皮脂はなぜ出るの?
皮脂が過剰に分泌されてしまった肌。テカリとべたつきだけでなく、毛穴まで目立ってしまう理由は、皮脂線の出口が大きくなっているから。
ではそもそも、どうして余分に皮脂が分泌されてしまうのでしょうか?
肌の表面である表皮には、無数の小さな穴が開いています。この小さな穴、いわゆる毛穴から、呼吸をしたり、汗や老廃物を排出したり、肌の表面に皮脂を分泌しているのです。
ネガティブに例えられやすい皮脂ですが、皮脂には私たちの肌にはなくてはならない働きがあります。
皮脂のやくわり:
蒸発する水分量を調整し、肌のうるおいを保ちます。
乾燥や紫外線、など外部からのストレスから肌を守ります。
皮脂は肌にとって欠かせない大事な存在だということがわかりますね。
でも過剰な皮脂は美肌にとっては困りもの。
余分な皮脂の原因は、ストレスや生活習慣、食生活、睡眠不足、肌に合わないスキンケア、乾燥、紫外線、加齢、遺伝…など挙げればきりがありません。肌が「守り」に入ると、保護膜に通常必要な量より、過剰に分泌されます。
結果、肌の油分と水分のバランスが崩れ、毛穴が開き、また過剰皮脂が酸化して、毛穴が黒ずんでしまうのです。
肌の水分と油分のバランスを保つクレンジング・洗顔は?
オイリー肌・混合肌の方が、クレンジングを選ぶ時のキーワードは「とりすぎない」「肌に優しい」の二つ。
皮脂の過剰分泌が気になる時、実は肌が敏感になっています。
これは、外部からの刺激に対して、肌を保護しようと反応している証拠なのです。
そんな時におすすめしたいのは、肌の中にすでにある成分を配合したミセラークレンジング。
肌が「自分のもの」として認識する成分で汚れを落とすので、刺激を与えずに、穏やかにメイクや余分な皮脂を落としてくれます。
また、グルコン酸銅といった皮脂バランスを整える天然の美肌成分配合のものを使うと、肌の清浄な状態が続きます。
毛穴とサヨナラするには、皮脂コントロールができるスキンケアを
グルコン酸亜鉛配合のスキンケアは、過剰な皮脂をコントロールし、肌を浄化します。毎日使い続けることで肌は水分と油分の適正な比率を取り戻すことができます。
「うるおす」 ケアとしては、ニキビのもとができにくい「ノンコメド処方」のクリームでケアしましょう。 肌を 保湿することも、過剰な皮脂分泌を防ぐ大事なステップ。
べたつきが気になるからといって、クリームをつけないと肌の水分量が低下します。すると水分の蒸発を防ぐために、またさらに皮脂が過剰分泌される…という負のループにおちいります。今まで保湿ケアを敬遠していた人こそ、毎日の 「うるおす」ための保湿ケアの習慣をとりいれることがおすすめ。
水分と油分のバランスが整った状態に肌を管理することで、毛穴レスな健康美肌を手に入れましょう。