更新日
2022年2月3日

アロエベラ‐その保湿力と再生力

By Lauren Mezière エタピュール日本公式サイト
ピュアアクティブ
成分
シェアする
aloevera_spv2

何千年も前から薬効効果が知られ、利用されてきたアロエベラ。
その肉厚の葉から採れるジェルをさらに濃縮還元することで、乾燥しきった肌や敏感肌、ダメージを受けて弱った肌を強力にサポートすることができるのです。

肌への恵み多き植物アロエベラ

世界中の温暖な地域に広く分布している生命力の強いアロエベラ。肌のケアでは、水分補給、修復、再生という3つの働きを司ります。一時的に脱水して乾燥した肌に、すっとなじみ高い保湿力を発揮する他、ビタミンやミネラル、アミノ酸などの天然の栄養素や有効成分が豊富に含まれているため、自然に肌をチャージできます。ダメージを受けやすい敏感な肌はもちろん、ダメージを受けて弱った肌にも再生力が期待できます。

そんな優れモノのスキンケア成分、アロエベラはどんな歴史や特徴を持ち、どう生活に取りこめるのでしょうか?

 

アロエベラの歴史

アロエベラ(植物名:Aloe barbadensis miller)は、アロエ属に属する多肉植物の一種です。世界中の温暖な地域に生息し、その健康、美容、薬効、スキンケア効果としての特性は何世紀にもわたって利用されてきました。最も古い記録としては、ピラミッドのミイラの膝の間に置かれていた紀元前1550年頃の古代エジプトの医学書 「エーベルス・パピルス」 で、アロエベラは薬効効果、美容効果を持つ活性成分として記されています。2000年前、ギリシャの科学者はアロエベラを万能薬とみなし、エジプト人は 「不老不死の植物」 と呼んでいました。

日本でもアロエベラは、古くから「医者いらず」と呼ばれ、現在も民間療法に用いられています。

アロエベラは、過酷な乾燥地帯で生き残るために必要な水を蓄えることができます。葉を切ると、その「蓄え」にすぐに辿り着くでしょう。アロエベラにはスキンケアの鍵となる2つの物質が含まれています。1つはラテックスや樹液とも呼ばれる、黄色や赤の濃い液体。もう1つは、水分やビタミン、ミネラル、アミノ酸…など栄養が豊富に含まれた白っぽいジェルです。このジェルは、敏感肌や乾燥肌の方にとって欠かせない保湿力があり、まさに自然からの贈り物といえます。


肌の水分補給と再生を強力にサポート

アロエベラの果肉は99%が水分です。果肉の残り1%に75種類の栄養素、20種類のミネラル、18種類のアミノ酸、12種類のビタミンなど植物の特別な特性を含んでいます。ビタミンA、C、E、B1、B2、B3、B4、B6、B12、葉酸、ミネラル、酵素、アミノ酸、脂肪酸、サリチル酸、単糖類、多糖類…アロエベラは、体はもちろん、肌にとって特別な魔法の薬のよう!


アロエベラの3つの特性

・保湿効果

単糖類、多糖類のムコ多糖類とアミノ酸は、皮膚に水分を結合させる働きがあり、吸湿性の特性を持っています。肌の水分量を回復させるだけでなく、肌の保湿レベルを改善します。肌の角層の上部の水分量を最適な状態に保ち、脱水症状を防ぐことができます。

2.弱った肌を落ち着かせ、強化

アロエベラはまた、サイトカイン(TNF-αおよびインターロイキン-1)などの炎症誘発性分子の産生を調節して、肌を落ち着かせます。

3.肌の再生

アロエベラはダメージを受けた肌の組織を修復し、真皮マトリックスの基本成分であるグリコサミノグリカン、プロテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲンの合成を増加させることが研究により示されています。肌は再生され、健康を取り戻します。


アロエベラはダメージを受けた肌にとっての天の恵みと言えるでしょう。


アロエベラのスキンケアで、肌の快適さを取り戻しましょう

あなたの肌は、極度な乾燥や疲れ、風、紫外線、寒さ、大気汚染などでストレスを受けていませんか?

敏感肌だったり、日焼け後のほてりや赤みに悩まされていませんか?

男性であれば、ヒゲ剃りによって肌が弱くなったり、刺激を受けたりしませんか?

アロエベラジェルは、そんな肌の困りごとにアプローチする理想的な天然保湿成分。肌に余分な刺激を与えないので、ゆらいだ肌でもジェルの恩恵をたっぷりと受けとめ、活かせるのです。

極度な乾燥やゆらぎを感じたら、アロエベラ配合のスキンケアを使ってみてください。

アロエベラは、「今日は肌の調子がいいな」という保湿された状態を取り戻し、イキイキと輝く肌をもたらしててくれることでしょう。

 

Bibliography

  1. Review of Significant Trade East African Aloes, 2004
  2. Surjushe, Amar et al. “Aloe vera: a short review”. Indian journal of dermatology vol. 53,4 (2008): 163-6. doi:10.4103/0019-5154.44785

By Lauren Mezière エタピュール日本公式サイト
公開日 2022年2月3日
シェアする

次の記事